腎臓病

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腎臓病


腎臓病のお話をさせていただく前に、
「腎臓の役割」について、
お話させていただきたいと思います。
なんとなく腎臓のことはわかっているつもりでも、
詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

まず、腎臓が持つ最も重要な役割は、
尿(おしっこ)をつくることにあります。
健康な人の場合、尿の成分は血液中の水分と、
体内のさまざまな臓器からできた老廃物で
構成されています。

この尿を作るためには
(作るという表現もおかしいかもしれませんが)
血液をろ過する必要があります。
つまり、この体内をろ過する役割を
担っているのが腎臓なのです。



血液に含まれる老廃物や余分な
電解質(ナトリウムやカリウムなど)は、
毛細血管が毛玉のように集まった糸球体という部分で
濾されることで、尿の元(原尿)になります。

この尿の元(原尿)の中から、
尿細管で水分や必要な物質が再吸収され、
最終的に余分な物質などが尿として腎臓から
膀胱に送られ、毎日排泄されています。

腎臓は、1日に170Lもの血液をろ過していると言われ、
体内の老廃物を掃除して、体外へ排出してくれているのです。
また同時に、水分量の調節をはじめ、
電解質を含む体液の濃度や量の維持、
血液の酸性・アルカリ性の調節、血圧の調節など、
体内環境の調節を腎臓はしています。
健康な体内環境を維持するためには欠かせない、
働き者のふたつの腎臓。もし、腎臓病などで、
この大切な腎臓にトラブルが
起きてしまったら大変ですよね。
次の章からは、より詳しく腎臓のこと、
腎臓病のことについてお話ししたいと思います。